僕が非モテを脱却したきっかけはナンパだ。18歳の時高校を卒業して上京した。当時の心境はどうにかして彼女を作り東京ライフを楽しみたい、セックスをしてみたいということだった。そんな時、何気なくYouTubeを見ていると元気ジャパンというチャンネルを見つけた。その方は街中で女性に声をかけ、いとも簡単に連絡先をゲットしていた。その瞬間全身の細胞が息を吹き返し、身震いしたのを覚えている。未漁っていると中星1番という方とのコラボ動画を見つけた。新宿南口で30分で何人と連絡先を交換できるかという内容だった。この動画を見た時にこんな世界があるのかと感嘆した。そこから中星マインドという言葉を知り、ナンパ界隈というものがあることを知った。当時、中星1番がnoteで販売していた「おねすて」というナンパの情報商材があり購入した。今思えば5万円もして、たいした内容ではなかった気もするが、18年間田舎で暮らした僕には衝撃的だった。
「おねすて」を読み、大学1年生の12月に初めて新宿西口のロータリー近くで初めて声をかけた。初めて声をかけるのに2時間くらいうろうろし、ずっと声をかけられずにいた。なんやかんやでずっと同じところうろうろしていた。そんな時たまたま周りに人がいなくなり、1人の女性が前がやってきた。チャンスだと思い「すみません。ナンパとかじゃないんですけど、」と声をかけた。その女性は30代後半ぐらいの方だった気がする。自分の名前を名乗り、焦って好きな食べ物はなにかを聞いてしまった。その女性はクスっと笑った。そのまますんなり連絡先を交換できたことにびっくりした。(その後連絡は繋がらなかったが)

この瞬間自分の中で何かが変わった気がした。ナンパなんかしても無視されるだけなどと心のどこかでは思っていたが、実際は違った。物事を始める前に変な固定概念や先入観は捨てるべきだと学んだ。全て捨てることは難しいが、行動すべきだ。ナンパに限らず、初めて何かをするときはとても怖い。初めてナンパした時もめちゃくちゃ怖かったし、2時間ぐらい同じ場所をうろうろしていた。しかし、やってみると案外簡単にできちゃうこともある。それではまた。
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